法定時間外労働等の上限規制と適用除外事業・業務の法改正の概要

今回の動画は、「法定時間外労働の制限」基本的事項の説明と、2024年
3月末をもって期限切れとなる制限猶予事業・業務の2024年4月以降の
時間外労働時間等の制限の概要となります。

ご存じの通り、長時間労働による過重労働は、脳や心臓疾患、精神障害等に
非常に大きな影響を与えると言われており、労務管理上無視できないものと
なっています。

労働基準法では、法定労働時間を超える労働や法定休日労働に対して、36協
定の締結、届出とともに法定時間外労働時間や、法定休日労働時間に対して、
所定の制限(時間外労働等の上限適用等)を設けています。また、建設業や
自動車の運転業務等はこの上限適用が猶予されていましたが、2024年
3月31日でその猶予措置が終了します。

2024年4月1日以降の上限適用についてもその概要を説明していますの
で、ご参考ください。



第3弾!労働者募集時等に追加される労働条件の明示事項

今回の動画は、「労働条件の明示」として前第1弾、第2弾につづきまして、第3
弾となります。
 第1弾、第2弾では、労働基準法の労働条件の明示事項の令和6年4月1日か
らの改正追加事項を中心に解説してまいりました。特に労働基準法の「労働条件の
明示」は、労働契約時(通常は内定時)に行われるものですが、今回の第3弾では、
同じ労働条件の明示事項ですが、対象となる法律が変わり、職業安定法の「労働条
件の明示」となります。

 動画の中でも説明させていただいていますが、こちらの「労働条件の明示」は、
労働者を募集する際やハローワークに求人を出す際などに明示が義務付けられてい
ます。

 労務管理の第一歩は「労働条件の明示」から! 

 令和6年4月1日以降の「労働条件の明示事項の追加」しっかり対応しましょう!